武蔵野美術大学には校友会という同窓会があり、この時期に全国の支部の代表が集まり総会が開催されます。
今年から、山口県支部の支部長になったので総会へ出席してきました。

24日の14時から25日の15時まで、さまざまなプログラムが準備されていて非常に充実した週末を過ごすことができました。


研究室の先生が退官された時以来なので、4年ぶりの武蔵野美術大学の訪問となります。
前回訪問した時も図書館が新しくなって驚いたけど、今回は新しい棟ができていて、更に景色が変わっていました。

今回が初めての参加だったので、どんな雰囲気かわからなく緊張してたけど、最初にワークショップを行い、中国地方の4県の支部と福岡支部の5人と本部のスタッフの方たちと交流を行いました。

テーマは「わたしたちにできること『ご近所支部とつながろうpart2 うちの県にきてみてよ』」ということで、それぞれの地域での活動内容や問題点などについて共有を行いました。


そのワークショップのなかで、出てきた活動に「鳥取藝住」というプロジェクトが面白いと感じました。トットというウェブサイトで活動が紹介されています。
その他、島根でも「香道」体験のイベントについても紹介していただきました。

それから、今年新しく完成した14号館を見学。
工芸工業デザイン学科の新しい実習棟となるそうですが、すばらしい施設でこれから勉強できる学生が羨ましい。羨ましすぎる!





その後、総会、交流会が開催され23日は終了となりました。


24日は、場所を本校から横浜に移動して、神奈川県支部が中心になった「アート&デザイン」のイベントに参加となりました。午前中はムサビウィークというYCCヨコハマ創造都市センターを中心に、近隣7箇所のギャラリーでグループ展を開催しているのを回りました。



昼食をすませた後に、横浜市開港記念会館にて、アート&デザイン2017神奈川 - 港町横浜に吹くアートの風 - として講演会があり、明治維新以降、アートが市民に根付き活性化していった横浜の歴史や役割について話していただきました。


アート三昧な2日間となり、とても刺激的な時間を過ごすことができました。

小・中・高等学校では美術にふれる機会が減ってきて若い人材、アーティストが育たなくなっている話を聞きました。地方に住んでいるぼくらも何かできることを探し、積極的に行動することが求められているなあと感じました。